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レビュー【2回落ちた→43点独学合格】これまで購入した宅建テキスト&問題集&模試集まとめ

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落ち続けた宅建試験にようやく合格できました。自己採点は43点。2020年12月受験です。

3回目受験。独学を貫いて合格・・・ 結果としてたくさんのテキスト・問題集を購入してきました。

はじめ
段ボール1箱分あります!

これまで使っていた歴代教材をレビュー感想含めて、ぜんぶまとめします。あくまで一個人の宅建教材ヒストリーとして、あたたかい目でご覧ください。

ちなみに、この宅建教材段ボールの中で、私がおすすめするのは

「初心者向けの学習を終えてから!」という注釈つきで、こちらの3冊。

結論

テキスト 丸暗記じゃなく理解しながら勉強したい方におすすめ(もう最新版が出ないみたい…)

問題集  過去問周回してるのに合格できない!…気分を変えたい方へ

⇒2冊は記事後半と、別記事「【2020年12月】宅建に独学合格した年に使ったテキスト問題集」で詳しく紹介しました。

 

直前予想模試は…初受験時、宅建業法満点にしてくれたこちらをあえてオススメ

◆無料動画でおすすめなのは、ゆーき弁護士の宅建YouTube講義です。

それでは、ただの独断と個人の感想ですが。いってみましょう。

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平成29年に使ってたテキスト問題集 →【宅建業法は満点】

※改訂版が出版されてる場合、最新版の画像で紹介します。感想は当時のものです。

右も左もわからず、いろいろ買ってました。教材を探す旅をしてきました。

みんなが欲しかった!宅建士の教科書 TAC出版



定番なので何も考えず、初めて購入した宅建教材。読み始めて、顔面蒼白。まったく理解できない。

「教科書」というよりも「ノート」だと思いました。頭の良い人が授業を受けて作ったノートを後日入手したぞ!という感覚。

これだけやってたら落ちるな…と気付いたのが数週間後、宅建の無料講義動画「タキザワ宅建予備校」さんに会員登録。講義を聞くとようやく少し理解できた。書き込みだらけになりました。動画学習との併用必須です。

「何度でも読んでください」とありますが、何度読んでもあまり意味はないかと。法の背景とか理由が書いてないから頭に入ってこない。 当時は気づきませんでしたが…

はじめ
私のような超初心者が何度読んでもしょうがないです

そもそも、書いてないので。知りたいことが。

はじめ
ノートだけもらっても、授業受けてませんから!

一番困ったのは、不動産登記法で「登記」の実物が載ってないこと。グーグルで検索する、という発想がなかったので「表題部所有者」と「所有権の保存登記、登記名義人」とかまったく意味不明でした。

土地区画整理法の「換地」と「仮換地」を解説する図も、この教科書の配置だと説明できない過去問が出てきますし。(ゆーき先生の動画の説明図↓でようやく納得)

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引用:ゆーき大学

あと住宅金融支援機構とか、相当はしょってるところがありましたね。

ただし人によっては、「魔法のようによくわかる」方もいるそうで…相性の問題でしょう。

ひとこと
有名すぎな王道テキスト。イラストがかわいく、とっつきやすいので、「まずは宅建勉強を始めたい!」という人におすすめ。宅建業界のイチオシ初心者テキストなのは間違いない 

 

楽学宅建士基本書[楽しく学び 楽して受かろう] 氷見敏明


手塚治虫漫画のテイストです。昭和の風を感じます。ネットで偶然発見した、氷見先生の無料動画(今は閉鎖)を見ていて、先生への親近感から購入。えこひいきの推し課金ですね。

動画は授業風景なのですが、先生がはしゃぐのに、生徒さんたちが淡々としていて、とてもシュールだなと拝見しておりました。

学習が進んだ頃に購入したため、2冊目のテキストでした。TACのでわからなかったのを補うサブ的に使いました。これで理解できた箇所も数か所ありました。

「テキストの複数使い」が私には合ってると確信できました。このテキストではなくてもいいと思いますが。

はじめ
高齢ですが、先生お元気でしょうか・・・

 

宅建士問題集 過去問宅建塾〔1〕 権利関係  宅建学院 

1:権利関係、2:宅建業法、3:法令上の制限 と3冊すべて買いました。メイン使いした問題集です。何周もした結果、宅建業法満点、総合はあと2点まで迫れました。


問題数が多いのが特徴です。どなたかの合格体験記で「ボリュームがあるから、これを3周すれば合格だ」とあり購入しました。3冊あるので余白もたっぷり。文字が大きく読みやすいです。

最初は関心・感謝して解いていましたが、問題数が多いため雑な解説も多く、「これはわかって当然、以上!」みたいな肢もあります。あと解説書かずに、説教してきたり、暗記に無関係なギャグ言って終わったり・・・。

はじめ
追い込まれている時は、本気でムカついていました。

私はド初心者だったので、ほとんどの問題をグーグル検索し、別の過去問サイトの解説を余白に書き込まなければならなかった。

はじめ
気づけば書き込みだらけになりました。

全問をググり、追記したといっても過言ではない。そのまま出版できそうです。校正アシスタントか!と思います。

直前期になると「余白たくさんあるんだから、もっと解説書けるでしょ。手抜きすんなよ!」とぶつぶつ文句を言いながら解いてました。今、思い出してもムカついてきた・・・

さらにネックだったのが、3冊でトータル、6,000円。でも「一発合格のため仕方まい」と買いました。問題集選び、よくわからなかったし。

今も正直、高いなぁと思います。「もっと他に良い問題集あるよ」「2,500円ぐらいで解説多いのあるよ」と今なら思います。(成長した証)

ひとこと
まぁ、当時はド初心者すぎて、どの問題集でもこんな感じだったかなと思います。でもこのスパルタ問題集をガッツリ3周したおかげで「合格まで後2点」まで迫れました。この方法で良かったのかもしれない
はじめ
じゃあ文句言うなよ・・・

解きすぎた結果、憎しみが募ってしまった

宅建士 2023年法改正と完全予想模試  成美堂出版



当時も4回分の予想模試が入ってました。

私が当時、「宅建業法満点」かつ「あと2点!」というレベルまで上がったのは、こちらの模試問題集で直前期追い込みをしたおかげですね。解説の文章も私には合っていました。わかりやすい。

ほかの予想模試集に比べて、文字も大きいのも決め手でした。本番ではいくつか的中していました。特に宅建業法がでの対策がとても役立ちました。

初めて解いたときに18点、23点とかで青ざめましたが、この年は「模試は復習するべき」という教えを信じ、間違えた箇所を数回復習していましたね。

いまネットレビューを初めて見たら「誤りが多い!」とありました。そうだったのか…と衝撃。当時は公式HPで誤植をチェックするという習慣がありませんでした。

ひとこと

この模試問題集はとても気に入り、宅建業法は満点取れました。(トータルは「あと2点」で落ちてしまいましたが・・・

パーフェクト宅建 問題集 住宅新報出版  

※当時「基本予想問題集」という名称の購入しました



文章が硬く、カチッとしています。すごく、まじめな気分になります。解説も淡々としているというか、「理解している人が、理解している人に向けて書いている」感じでしょうか。

余計な言葉、詳しい解説はありません。私は軽はずみなので、場違いな場所にいる感覚になりました。

3分の1ほどやったらもう開くことはなかったです。この硬い雰囲気が憂鬱になってきて…これで3,000円なのも不信感がありました。

本屋で中身を確認し、荘厳さに納得して購入したんですよ。当時、頭のよさそうな合格者のコメントで「これぐらい詳しい説明じゃないと受からない!」とあるのに影響されて・・・。帯のキャッチコピーにもやられてしまいました。

 『パーフェクト宅建士』は、不動産業界会員数10万社!「(公社)全国宅地建物取引業協会連合会」推薦の宅建学習書です。

はい。「不動産業界の推薦図書なら、間違いない!」と飛びつきました。

はじめ
「相性」を考えてなかった
補足
ところで現在、資格勉強のため音声学習を調べているんですが・・・このシリーズってAmazonオーディブルの無料体験で聴ける唯一の宅建2021年版宅建テキストなんですよ(まだ2022年版の宅建書籍はありません) 

3巻セット12,500円 →無料 (2022年2月時点)

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耳で聴く宅建テキストとしてはレビューの評価も高いですね。通勤電車で聴けたら助かる。

オーディブルは無料期間30日で退会しても、入手した本はもらえるのでずっと聴けます。Audible無料体験の新規登録

はじめ
とか言いつつ私は無料体験の1冊に、高良健吾さん朗読の短編小説を選んでしまいました……

関連記事:Amazon Audible無料体験を使ってみた【英語学習&読書】使用方法・ルールは?

オーディブル、おすすめです!  (←宅建どこいった!?)

どこでも宅建士 とらの巻 LEC



ネットで評判が良かった要点中心のキュッとしたテキスト。でもこれ以上、宅建テキスト増やすの嫌だなーと仕事帰りの本屋で毎週立ち読みして吟味していたのを覚えていています。

結局、買ったのは夏を過ぎた秋。わかりやすい独自の導入文も多く、ラインを引いて使ってました。秋からでもかなり使い倒しました。

いわゆるテキストよりも薄い要点まとめタイプなので、心配していたほかのテキストとの「解説かぶり」もなかった。値段もそんなしないし、もっと早く買えば良かったです。

ひとこと
TACの次は、LECの書籍も使ってみよう、という好奇心でしたが、思わぬ収穫でした

 

平成29年まとめ

素晴らしい模試問題集と出会い、「宅建業法で満点!」でしたし、民放も得点できて浮かれていましたが、やはり「法令上の制限」が壊滅的。初受験の年は、よくある「あと2点で不合格」となりました・・・

平成30年に使ってたテキスト問題集→【2点足りず不合格】

 

うかる! 宅建士 これだけマスター  (最新版は出てないみたいです)


このテキストは2年後も買い替えずに使いました。続投。43点リベンジ合格に貢献することになります。

ほかのテキストでは流されていた疑問を「一言まとめ」で解説してくれています。初心者だったら文章が多く感じるんですけど、私は1年学習した段階で購入したので内容・レベルともに満足しました。

ほかの初心者向けテキストをいつまでも使っていると、知らぬ間に「丸暗記体質」になっています。点取り虫から抜け出せない気がします。応用がきかないので、本番でちょっと問題文をひねられたらパニックでしょう。(1年目の私がそうでした)

試験合格にはこのレベルが必要だと思います。大手予備校のテキストしか読んだことない、でも受からない、という方はぜひ一度手に取ってみてほしいです。

 

うかる! 宅建士 直前模試 高橋克典


4回分の模試が入っています。字が大きいのが良い(笑)

この著者さんの解説はとても気に入り、テキストも出版していないかと探したのですがなかったですね。

 

これで合格! 宅建士直前予想模試 日建学院 


YouTubeで見つけた宅建みやざき塾、宮崎晋矢先生の信者だったので、日建学院の予想模試を買いました。

収録模試数は「3回分」と少なかったのですが、文字が大きくて使いやすかったので。

ひとこと
内容は…普通? 正直、今となっても取り立てて覚えていません。どこかで見たような問題というか、あまり合格する実感が沸かなかった気がします。去年の模試集ほどのインパクトもなかったです。

ちなみに改正点以外は、前回買った日本経済新聞社の予想模試も使っていました。

 

5日で攻略!宅建士出題予想ポイント50  ’21年版 串田誠一


薄めのポイントまとめ。1,100円。宅建渋谷会の佐伯先生が毎年直前期におすすめしているんです。前年はLECの虎の巻を買ったので、我慢できなくなり買いました。当時、佐伯先生の信者だったので、ずっと欲しかったんです。

読みやすかったです。レイアウトは好きでした。

ただし、こういう「ポイント整理」テキストの使い方が自分的にはイマイチわからず…結局2020年では買い直しませんでした。

 

さて試験の手ごたえは前回より良かったものの、結果はあと2点で不合格。

最大の敗因は、法改正対策をそこそこしかやらなかったこと。この年は「インスペクション」が改正点だったんですが、いろんなパターンで出題されてほぼ落としました。さらに2回目ということもあってか過去見かけた問題も落としましたし、前回の「宅建業法満点」とかの華々しい記録もありませんでした。

こんなに改正点が出るなんて、知りませんでした。完全に戦略ミスです。

なにもかも嫌になり、「もう宅建はいらない!」と試験に別れを告げます。

どうひっくり返っても受かる気がしない、絶望。

 

令和2年12月受験で使ったテキスト問題集→【43点で合格】

前回、法改正「インスペクション」が多数出題され惨敗した経験から、改正点に力を入れようと、早くから決めていました。くしくも2020年は「民法大改正の年」気ばかり焦っていました。

宅建士「民法大改正」スピード攻略

こちらは↓2023年版です ※私は19年版を使用していました


わかりやすくはありません。ただ出版されたのが1月と早かったので、改正点だけは手元に置きたかったんです。時間があるときに出題可能性★★★だけ読んでいました。予想問題もやりましたね。

いわゆる宅建テキストや問題集とは違った読み物として使ってました。まだ勉強したくないから、テキストは開きたくない、でも勉強しないと、という動機。

ただ絶対出題されるところだけは、目を慣らしておこうという気持ちでした。「配偶者居住権」「時効の更新」「追完請求権」とか。秋までは開いてましたね。秋以降は別テキストで法改正対策をすることになります。

 

史上最強の宅建士テキスト 

有名どころじゃないのですが、個人的にかなり気に入ってます。3回目の受験前にはメイン使いしていました。


文章がすっきりしていて読みやすい。オシャレだなと手に取りましたが、購入の決め手になったのは内容で、ページごとについていた用語集。

それまでは、宅建の独特の表現をググりまくり、時間をロスしていたのに、これなら明快に書いてある。非常に助かりました。

あと素晴らしい解説もあって、実際に使って感動したのが「土地・建物」の分野。

例えば、「台地は宅地にふさわしい」と暗記していたのに、なぜか「ふさわしい! 〇」で過去問を解くと間違っている時がある。解説を読んでも意味不明だったんですが、このテキストによると、

台地は宅地にふさわしい。ただし、例外があって〇〇の時はふさわしくない。この「例外」ケースが出題される。

のように「過去問での出題方法」が載っていたんです。「土地・建物」って、このように「基本、例外」で出されるのを知らないと、かなり間違えるんですね。

これまでこの解説は見たことなかったので、目からうろこでした。バンバン点数取れるようになりました。

3回目受験の私にとっては、オシャレなだけでなく「点数に直結するテキスト」でしたね。

合格しようぜ! 宅建士ベストセレクト問題集

※2024年版では「攻略 精選333問」になっています

大手予備校のテキスト・問題集では書けない本音の解説が刺激になり、理解が進みました。

人間的にはどうかと思うんですけど、宅建の問題作成者の方をディスったり、もっともらしく作られた法律の欠陥、不動産業界の闇など、本音と建前を交えた解説を知れたことで、これまでの学習で感じていたモヤモヤが晴れた。出題者の問題文がすっと入ってくるようになったんですよね。

それまでは、宅建のテキストってつっこみどころ満載なのに、何も触れない。違和感がずっとあったんですよ。

 

合格しようぜ! 宅建士 2020 直前予想模試 宅建ダイナマイト合格スクール


問題集と波長があったおかげてどこか怪しい「宅建ダイナマイト合格スクール」の信者になった私。今度は模試に手を出しました。

きちんと中身を確認して買いました。

 

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