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【体験記】赤羽グルメ。ご主人の「おでんショー」を楽しんできた。おいしいおでん「丸健水産」

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赤羽の有名なおでん屋さんで食べてきた記録です。(去年の5月です)

1番街にある。すぐに辿り着くかと思ったけど盛大に迷いました。スマホ片手に。

もしアワアワしすぎて地図が理解できず「私はどこ?私は誰?」の原始人になったら、アーケード(屋根)があるエリアを探せとアドバイスしたい。アーケードが途切れた付近がお目当ての店でしょう。

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ここをくぐってからひたすら迷った・・・

赤羽の名店。おでんで有名な「丸健水産」を発見

昼を少し過ぎていたが、行列ができていた。

看板には「高級おでん種 丸健水産」とある。おでん屋さんですが店名は「丸健水産」さんです。

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さっそく列に並ぶ。店先では広い鍋に大量のおでん種が煮込まれ、ワクワクしてくる。テレビで見たあの親父さんがいた。

運が良かった、名物のご主人に接客してもらえる。

ぼんやりご主人(=やっぱ大将と呼びたい)と前の客とのやりとりを見ているうち、大変なことに気づいてしまった。

大将のおでんへのこだわりが半端ない

かなりクセの強い大将のようである。

気さくなようで、気さくでない。職人。おでんのプロフェッショナル。おでんプロ。

注文には厳格なルールがあるようだ。

大将と何ターンもやりとりしないと望むおでん皿を手に入れることができない。

おでん神の洗礼をあびるお客

若い兄ちゃんの順番になった。

「はんぺんください」

「はんぺんは入れたばかりでまだ煮えてないからダメ」

 

へ? あぁそうか。

ここのはんぺんは人気だそうで、実は私も狙っていた。残念。私も心の中に諦める。

 

「じゃあ、こっちの大根ください」

兄ちゃんが大きな大根を指さした。

「それはまだ煮えてないから出せない」

大将はトングを鍋につっこみ、鍋底から具を引っ張り出してきた。

「小さいけど、この大根なら食べごろだよ。こっちにする?」

 

まじか。

鍋には大量のおでん種が入っているが、どれでも注文できるわけではないらしい。

 

そう気づいてから改めて鍋を見ると、煮え切ったおでんは少ない気がする。

というか、さっきの大根だって私には十分OKに見えたが。

もはやどれが煮えててどれが煮えてないのか素人目にはわからない。

もしや、この「おでん煮えてる煮えてない」クイズに正解しなければ、おでんは手に入れられないのだろうか。

急に不安になってきた。いったい何回間違えていいのか。

お目当てのおでんを食べられる自信がなくなってきた。

若い女性グループ。大将とのラリーはどうなる?

続いて、女子大生(たぶん)3人組の番になった。

はたして彼女たちも返り討ちにあってしまうのではないか。見守りつつソワソワしてきた。

女子大生Aが、昆布の練り物が2個刺さった串を注文する。

女子大生Bは、2個の紅しょうがの練り物串を選んだ。

すると大将が「2つをばらして、1個づつ2人でシェアする?」と提案した。

 

・・・そういうパターンもあり?

 

ふたりは一瞬驚いたようだが、目を輝かせ「そうします!」と答えた。

大将は串をばらして、2人の皿にバランスよく盛りつけた。

心なしか、大将がドヤ顔をしたように見える。

ご主人の必殺技、「高速暗算」

その後も順調に進み、会計に入った。

すると大将はできあがったおでん皿を眺め、「〇〇円と××円と▼▼円で合計★円ね!」と早口で金額を計算した。

一瞬だった。電卓いらず。

突然のスピードに女子高生が「キャー!すごいんだけど!」と歓声をあげる。

大将がニヤッとした。気がする。(→何回言うねん)

そういえば、さっきの兄ちゃんの時も、数種類のおでん種の合計額を一瞬で計算していた。この高速暗算は大将の特技なのだろう。

店の名物? なんなら「おでん種、高速暗算ショー」としてショー化されている気がする。

待たされた客を飽きさせない工夫。まさかのディズニー精神。赤羽で。

いや待て、相手が女子高生だから、いつもより早口で計算してた、んじゃないのーー(どぶろっく)

ついに自分の注文する番がやってきた

自分の番が近づくにつれて、だんだん緊張してきた。

どきどき。なぜおでんを食べるのにこんなに緊張しなければならないのか。

ローソンのおでんでこんなに緊張したことないのに。

 

10分ほど並んだところで、いよいよ我々の番になった。

頭の中にSEが鳴る。「おでんの大将があらわれた!!」

 

しかし突然、大将は店の奥へ引っ込んでしまった。

ひと休み?

前の人が終われば次は自分の番。そんな常識はここでは通用しない。

そう、すべては大将のさじ加減ひとつなのだ。完全に出鼻をくじかれる。(→ビビりすぎてる(笑))

注文を再開

奥の厨房で指示を出すと、大将が戻ってきた。

大将が聞く「何人?」

何事もなかったように接客を再開した大将。

ちなみになぜ人数から答えるかというと、ここは席が限られているため、店の方が席を確保してくれるからだ。

 

タマゴとちくわぶ、練り物。

大根はやはり煮えてないのを選んでしまったが、食べ頃のものを選んで、皿にのせてくれた。練り物串は友人とシェアを提案してくれた。

先程見ていたから私もうろたえなかった。予習最強。

なんてことはない、若い女性ではない我々にも大将はジェントルマンだった

 

最後の「飲み物は?」との質問に、勇気をだして「あ、大丈夫です」と断り終了した。

言った。言えた。良かった。

それまでのお客さんたちは皆、お酒を注文していたから気がひけたが、きょうは遠慮した。

私のおでん皿が完成!

お皿ができあがると店員のおばちゃんがやってきて、

「からしはつけますか?」と確認して、へらですくったからしを皿のふちにつけてくれた。

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2皿分のおでん皿がセットされたお盆を、おばちゃんがテーブルまで運び、「こちらでお願いします」と教えてくれる。細長い立ち飲み用のテーブルを端から順に埋まっていく。

そして大将の会計タイム。暗算めっちゃ早い。

タマゴとちくわぶと練り物を1串。からし。私の一皿は1000円しなかった。

(詳しい値段は忘れた。てへ)

立ち飲みスタイルでいただく

赤羽の立ち読み名物、肩が触れ合うような距離でいただく。

遠慮してしまって、正面からテーブルに向き合えず、口に入れる時以外はずっと体を斜めにして立っていた。これなら肩がぶつかることもない。

 

気ぜわしい姿勢で、慌てて食べたおでんの味はどうだったか。

端的にいって、もう最高である。そりゃあ、頑固おやじになるよなあという味。

コンビニおでんも好きだけど、また別の世界の味。

 

高級おでん種、専門店というだけあって、練り物に魚介の味がぎゅっと詰まっている感じ。

おでんの具に「鮮度」を感じる。(→わしは酔ってるんか)

だしも味に深みがあり、ごくごく飲めちゃう。

からしもスーパーにあるチューブではない(→例えが安っぽい!!!)フレッシュさ。

途中、地元のお母さんが鍋を持って、おでんの具を買いにきていた店では具の持ち帰りもやっている。これだけおいしけりゃ、持ち帰って家族に食べさせたいと思ってしまうよなぁ、としみじみ。

まとめ

さて、こちらのお店をもっともっと楽しむコツは、若い女性と行くことである。

(大将、若い女性と話す時、すっごく嬉しそう。にニコニコしてしまうみたい)

 

いやいや、熟練の「おでんショー」に参加し、普通に楽しむので十分ですね。

 

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激戦をくぐり抜けておでんを食らう猛者たち

 

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