【宅建】ああ無情…債権譲渡とは誰がやってる?なぜ?ひどくない!?

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債権譲渡の学習してると、ハラハラしてきますよね・・・

 

ざっくりまとめ

企業同士でやってる。

 

例えば、商品を売った相手が「もはやお金を払えない状態」だとわかった時、

自分たちでお金を回収するのは諦め、代わりの誰かに取り立てをお願いする。

 

債権譲渡すれば、取り立てる時間とコストが節約でき、

自分の被害をおさえられる。

(相手がどうなるかはかまってられない)

 

あえて代金をチャラにしてもらおうと、逃げたりウソついたりする悪質な企業もあるので、一概に債権譲渡がひどいともいえない

 

 

商品の代金を支払ってもらえないと困ってしまいますよね…

売った側の見立てが甘かったともいえますが、このままでは共倒れです。

なりふりかまっていられないのでしょう。

 

他にも債権譲渡の例はいろいろあるんですが、今回はわかりやすく「客(債務者)が悪質だった例」で紹介します。

(あくまで宅建試験の勉強に集中できる程度ということで)

 

誰がやってる?

債権譲渡は企業と企業の取引で一般的に使われているそうです。

 

譲渡している債権は…

代金債権・・・売った商品の代金を受け取る権利

貸金債権・・・貸した商品の賃貸料を受け取る権利

あたりです。

 

ちなみに「代金債権とは」を確認すると

日本の企業は商品の代金(現金)をその場で受け取らず、1か月後などにまとめて支払ってもらう約束でビジネスをしています。(例:掛け取引…売掛金や受取手形)

相手企業との信頼があるから成り立っている取引方法です。(逆に、信用がない取引先とは、前払しかダメだったりする)

つまり、売った側としては「商品はもう渡しちゃったけど、お金はまだもらってない」。その代わりにいつかお金を受け取れる権利「代金債権」を持っていることになります。

後日支払ってもらう権利「債権」ですから、本当にもらえるのかはわからない。リスクも引き受けているんです。

 

「債権譲渡」するなんてひどい?

どうして債権者は債権譲渡するのでしょうか?

テキストの説明図だけ見ると、債権をあちらこちら移動させてゲーム感覚にも見えます。

 

そもそも債務者からしたら、突然知らない相手がお金を取り立てにきたら驚きますよね。

新しい取り立て企業はどんな相手かわからないし、何されるかわからず怖い。

最初はそちらだって後払いを了承したのだから、最後まで催促するべきじゃないか。

「債務者に対して失礼」な気がします。

 

・・・と宅建テキストの説明だけだと疑問です。

しかし代金を支払わないまま開き直ったり、まったくのチャラにしてもらおうと逃げ回る悪質な債務者もいるので一概にひどいともいえません。

 

 なぜ? 「債権譲渡」を考える理由

債権譲渡にはいくつかパターンがありますが、「代金債権」で説明してみます。

具体例:代金債権を回収できない

ある工場が洋服をたくさん作って都内のオシャレな服屋に納品しているとします。

 

工場は洋服の代金をその場で受け取らずに、翌月まとめて受け取る契約です。

 

しかしある日、お金が振り込まれていませんでした。連絡すると「来月まとめて払うので待ってください」と言います。

それまで普通に振り込まれていたので「1か月くらいいいか」と了解して、翌月も商品を納品しました。

 

しかし翌月も、オシャレ服屋から料金は支払われなかった。さらに開き直ったのか、電話してもまともに取り合ってくれず、支払う気配もない。

 

調べてみると、どうやらオシャレ服屋は経営状態が悪化し、もうすぐ潰れそうだとの噂です。

 

このままでは商品の代金を受け取れません。洋服工場はこのオシャレ服屋にナメられているので、催促しても後回しにされるでしょう。最悪、1円も返してもらえない可能性も出てきました。毎日電話したり、直接取り立てに行く時間も惜しい。

 

こんな時、「とある別の会社」に「代金債権」を売る。ぐっと安くはなりますが。

例えば「100万円の商品代金を受け取る権利」ですが、これを「5万円(仮)」とかで泣く泣く売る。全くの0円になるよりマシだからです。

 

こんな感じが「債権譲渡」のストーリーです。

(・・・文章の達人なら2行で説明できたでしょう)

 

なぜ「とある別の会社」は厄介な債権を買うのか?

この会社はお金を取り立てるのが上手いんです。(慣れている?)。

だから、オシャレ服屋に「100万円」を確実に払ってもらう自信がある。

 

洋服工場から「5万円」で債権を買って、オシャレ服屋から「100万円」を支払ってもらえば95万円の儲けになります。

 

(他にも「とある別の会社」は、この「5万円で買った債権」をまた別の会社に50万円だったりして儲けたり・・・とか、いろいろあるそうですが割愛)

 

債権譲渡にはメリットがある (債務者以外は)

最終形態はこうなります。

 

「洋服工場」(譲渡人)・・・・・大きな損は出したが、被害を最小限におさえることができた。トラブル処理から解放された。

 

「とある別の会社」(譲受人)・・・お得に債権を手に入れることができた。債権が回収できないリスクはある。

 

やはり債務者だけがツライ?

お金を支払えなかったオシャレ服屋さんは、その後どうなってしまうのか・・・弁護士に相談しますよね。

 

ちなみに、

「とある別会社の人」は「取り立てに慣れている」とあったのですが、

実際どういうことなのかはわかりません。

闇金ウシジマくんの世界なのか・・・

 

まとめ

債権譲渡は「悪質な企業にあたったときの防衛策のひとつ」であることがわかりました。

 

ひとまずこれで宅建の試験勉強に集中できるでしょうか・・・

 

 

 

 

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