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宅建メモ:具体例で覚える【不法行為】と【瑕疵担保】。関係は?何の話してる?

unlawful

 

Q、「宅建過去問の世界」の「不法行為」って、どんな話?

⇒・手抜き工事の話。

・勤務中、車で移動中の従業員が事故を起こしてしまう話

・人に家を貸してたが、その家のブロック塀が壊れて、歩行者にケガをさせてしまって、

連絡がくる話

 

Q、「建物の瑕疵に関して、不法行為責任に基づく損害賠償を請求するとき」って、どうして不法行為だってわかるの? 瑕疵があったら、単に、瑕疵担保責任になるんじゃないの?

⇒まず瑕疵担保責任が発生するが、同時に、不法行為責任も発生することもある。

不法行為責任の方が重い。不法行為責任が認められるためには、すごく大変。

ここでは、問題文の指示で「すでに生じている」として、問題を解いていく。

→(不法行為に基づく損害賠償:知った時から3年、発生から20年、とかの知識を使って解く)

 

Q、実際に、建物の瑕疵で、不法行為となるものってどんなの?

瑕疵担保責任よりひどい瑕疵ってことでしょ? どんなもの?

⇒ 家が傾いている。バルコニーの手すりがグラグラ。

人が死ぬおそれがあるほどひどい手抜き工事。瑕疵担保責任+不法行為責任

 

Q、不法行為責任と瑕疵担保責任との大きな違いは?

⇒不法行為責任の方が、手抜き業者(加害者)を厳しく責めることができる。

しかし、裁判所には、なかなか認めてもらえない。難しい。

 

Q、不法行為責任の損害賠償、誰に対して、どうやって使われる?

⇒だいたい建築業者に対して使われる。

工事した関係者に、不法行為責任に基づく損害賠償を請求する

 

 

 

Q、工作物責任って?

⇒工作物を設置した責任。

 

Q、工作物って?

⇒地面に建ってるもの。地中についてるもの、なんでも。

電柱とか、ブロック塀とか、門とか、建物、建築物、道路、トンネルとか、なんでも。

 

Q、工作物 と 建築物 の違いは?

⇒ 工作物の方が広い意味。

工作物のなかのひとつ、一つの分類が、建物、建築物。

屋根と壁がある工作物=建築物

だいたいで!

(法によって定義が違うこともある)

 

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