住宅用語の頻出問題です。
宅建テキストを読んでも違いがわからなかったんですが、住宅情報誌にあった説明図で理解できました。
このイメージ↓で問題解けるようになりました。
耐震 → 家の壁が分厚い
免震 → 家と地面の間に、装置を入れる
制震 → 家の中に、装置を入れる
特に「免震」と「制震」の違いが不明でしたね。揺れを逃がすのはわかるんですけど、どっちも何かの装置?とかダンパー?とか出てくるじゃないですか。
厳密には他にもありますが、私はここが不明ポイントだったので、これで問題解けるようになりました。
「耐震」「制震」「免震」の違いはイメージで覚える
宅建テキストの文章のみの説明より、住宅サイトの方がわかりやすいです。
例えば、こちら。
画像引用:B-architect
「制震」は建物の階ごとに装置(ダンパー)があるのが特徴ですよね。
一方、「免震」は、建物と地面の間に装置(積層ゴム)があります。
これを踏まえてみてみると…
過去問例:平成25年(2013年) 問50
建築の構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.耐震構造は、建物の柱、はり、耐震壁などで剛性を高め、地震に対して十分耐えられるようにした構造である。
2.免震構造は、建物の下部構造と上部構造との間に積層ゴムなどを設置し、揺れを減らす構造である。
3.制震構造は、制震ダンパーなどを設置し、揺れを制御する構造である。
4.既存不適格建築物の耐震補強として、制震構造や免震構造を用いることは適していない。
答え:4
解説:1、2、3は正しいです。
4は、制震構造や免震構造を用いることは適していますので、正しくないですね。
まとめ
「耐震」「制震」「免震」問題が出てきたら、
壁が厚い(強い)のか、どこに装置があるのか、で覚える。
まずはこちらで解いてみてください。